
脳梗塞後、片麻痺があり通院困難
80歳男性 末期大腸癌
5年前に脳梗塞発症後、左半身の麻痺が残った。その後は娘がなんとか病院まで送り迎えをし、病院にてリハビリ・治療を進めていた。しかし娘は介護や育児の疲れから倒れてしまい、十分な介護をすることができなくなってしまった。男性は、「老人ホームに入るのは嫌だ、自宅に住みたい」と言っている。通院から在宅医療に切り替え、在宅診療・在宅リハビリを自宅にて利用している。
患者さんや御家族の声
患者さん「住み慣れた家を出るのは、絶対に嫌だったんだよ。今まで在宅医療についてあまり知らなかったけど、診察や処方まで自宅でしてくれるから、1人では移動できない私は、すごく助かってます。」
娘「在宅医療に切り替えて良かったです。私が身の回りのお世話をできれば良かったんだけど、いつの間にか疲れがたまっていたみたいで、入院することになってしまって・・買い物や食事の準備は介護士さんにお願いできるし、お医者さんにも診てもらえるし、家族としても安心していれます。」
認知症進行患者の場合
90歳女性 アルツハイマー病
15年前から徐々に記憶力が悪くなり、この数年は検討違いなことを言ったり、徘徊や失禁も度々みられるようになってきた。元々リウマチの治療の為月に1~2回通院し内服薬を処方してもらっていたが、物忘れもひどく、病院に行けず迷子になる日もでてきた。
患者さんや御家族の声
家族「私たちは共稼ぎなので、毎回病院までついていってあげられないんです。一見しっかりしてそうだから、最初は一人で大丈夫だと思っていたのですが、先日母が迷子になって警察から連絡がきてからは、もう心配で・・在宅診療だと、訪問していただけるので助かっています。母も、家にいる分には、今のところ問題がないようです。」
胃ろう造設後の患者
87歳 女性 経口摂取困難など
今までは、老人ホームに入居していた。今年に入り、食事時むせるようになった。数か月後、高熱が続き痰が絡んでいたため精査したところ、肺炎と診断された。今後誤嚥によるリスクを考え、入院の後胃ろうを造設。自宅へ帰ることになった。
患者さんや御家族の声
息子「恥ずかしい話ですが、胃ろうとはどういうものなのか、今まで知りませんでした。インターネットで色々調べたので、ある程度はわかりますが、やはり胃ろうの手入れに関しては自信がなくて…あと、まだ口からも食事していますので、いつ同じことが起こるか心配です。特に入院してからは筋肉が衰えてしまったようで、一人で歩くこともままならなくなってしまったようですので、定期的に来ていただける在宅診療を選びました。病状観察、胃ろうの管理、リハビリをしてもらっています。」
入院治療後、在宅にて緩和ケア
65歳男性 末期喉頭癌患者
5年前に喉頭癌と診断された後、大学病院にて化学療法・放射線療法を受けていた。この一年間で症状が悪化し、医師に「余命は半年」と告げられた。積極的治療を行うことはやめ、癌性疼痛に対し緩和ケアのみを行うことにした。
患者さんや御家族の声
患者さん「もう治療をしないと決めてから、なるべく多くの時間を家族と過ごしたいと思いました。ホスピスも考えたのですが、入所待ちの時間もよめないし、何より家族が通うのが大変そうで・・私自身、住み慣れた家で過ごしたいという気持ちもありました。今診てもらっているクリニックは、夜中に万が一急変が起きた場合も24時間対応してくれているので、安心して自宅ですごせます。」




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